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インプレ コース

【実走】東京オリンピック/ロードレースコースを一日で走ってみた

更新日:

 みなさんこんにちは、彰馬です。

 今回は、来年に控えている、東京オリンピックのロードレースコースを実走してきましたので、コースのインプレ、一日で走りきるポイントやおすすめの観戦エリアなどを書いていきたいと思います。

 一番最後には今回のライドのログも載せておきました。

(注)非常に長いですが、試走するのに必要なことを頑張って書きましたので、読んでもらえると嬉しいです。

コースプロフィール

男子

スタート:武蔵野の森公園
アクチュアルスタート:是政橋
ゴール:富士スピードウェイ
総距離:約244km
レース距離:約234km
獲得標高:約4865m
https://tokyo2020.org/jp/games/sport/olympic/road-cycling/road-detail/(参照)

女子

スタート:武蔵野の森公園
アクチュアルスタート:是政橋
ゴール:富士スピードウェイ
総距離:約147km
レース距離:約137km
獲得標高:約2692m
https://tokyo2020.org/jp/games/sport/olympic/road-cycling/road-detail/(参照)

コースインプレ

クライマー有利のアップダウンの多いコース

是政橋(スタート地点)から道志道入口まで(42km)

 <是政橋>

 スタート地点の是政橋から道志道までは住宅街や街中を走っていく、観客に見てもらいやすくする工夫が施されているコースでした。

<尾根幹>

 東京都内最長と言われている、尾根幹もコースに組み込まれているのですが、何故か、都内のサイクリストが多く利用するルートは通らずに、ところどころでわきの住宅街を通っていきました。

ロードレースを知らない多くの観客に見てもらうという配慮では、確かにベストな選択かもしれませんね。それでも、序盤にしては、なかなかのアップダウンのあるルートでした。

 そういえば、早朝の5時にもかかわらず、尾根幹には多くのサイクリストが走りに来てました。みなさんやる気ですな~(^^)/

<町田市>

 アップダウンの続く尾根幹を抜けるとコースは多摩ニュータウンの方面へと進んでいきました。

正直なところ、尾根幹以降から相模までの道は少し凸凹があり、走りにくい感じになっていました。

 多くの観客に見られると思われる街中の区間は選手のためにも、もう少し舗装をちゃんとやってほしいかなと思いました。

<相模川の上の橋>

 33km地点の相模川あたりから、道が舗装されている区間が増え走りやすくなっていました。

 このあたりから、距離はそんなにないもののパンチの効いた短い登坂をこなすアップダウンが多く出てくるようになりました。

<相模原市>

道志道から山中湖湖畔まで(44km)

 さて、ここまでの距離は是政橋からだいたい40kmくらい。もうこの辺で十分走ったという感が結構感じられました。

<道志道入口> 

 ここからは、40kmほどひたすら緩いアップダウンを繰り返しながら、標高1000mにある山伏トンネルまで延々と登っていきます。

 序盤のアップダウンとは打って変わり、本格的な山岳区間が始まるので、選手たちもここからが本当のレーススタートだと思います。

<ちょーのどか(笑)>

 道志道の入り口からほどなくして、開けた景色を楽しめる平坦区間が広がっていました。

道志道には、このように、日本独自の景色の良い区間がいくつか登場するので、映像を見ていても飽きずに楽しめると思います。

<自販機コーナーでの休憩>

(注)道の駅道志まではセブンイレブン相模原津久井青野原店以降にコンビニ施設はありませんので、トイレや補給食の調達には注意してください。

 <川沿い気持ちいいー>

 サイクリングで道志道走るけど40kmも登るのにボトル大丈夫かな、と、考えている方は安心してください。

道志道には、ところどころに休息用の自販機コーナーが設置されているので、安心して走ることができますよ✨。

また、道志道には多くのキャンプ場や魚釣りができる施設があるので、サイクリングと併用して色々な楽しみ方もできるかなと思います。

<道の駅道志>

<山伏峠山頂のトンネル>

 スタートからだいたい60km地点にある道の駅道志です。ここから山中湖に抜けるまでの山伏峠がなかなかのものでした。

今までは緩かったり急だったりというアップダウンの区間でしたが、峠ということもあり、なかなかの勾配の坂で、体力の消耗を感じられずにはいられませんでした。

 また、山伏峠の頂上は標高が1000m以上あるので、下よりもかなり涼しく感じられましたが、私が走っていた10時前の時点で、気温がサイコンで25℃ありましたので、日本の夏の猛暑を考えると、選手たちは本番のレースでは、時間の早い段階でクリアしたいものですね。

でないと汗で水分と塩分の消費が半端ないので、熱中症の危険性も出てきます。

ここが第一の難関でしょう。

山中湖から最高標高地点まで(エバーグリーンラインが自転車通行不可のため、スカイラインを登って45km)

 山伏峠を登り10kmほど下ったら、山中湖が見えてきました。

<山中湖湖畔>

 本来なら富士山の雄大な姿を見ながら走るはずのコースなのですが、この日はあいにく雲に隠れて、少ししかその姿が拝めませんでした(´;ω;`)

もし、晴れていて富士山を拝められたなら、オリンピックコースの中で一番景色が良いのはこの山中湖で間違いないでしょう👍

<湖畔の道路>

<湖畔唯一の上り坂>

 この山中湖湖畔は道がしっかりと整備されていて、かなり速度が出たので走っていて非常に楽しかったです。

本番では間近で疾走する集団を見ることができるかもしれません。

 山中湖を3分の2ほど走ったあとは、約100km地点にある籠坂峠を登り、男子は御殿場市を経由しながら裾野市須山を標高最高地点でもある、南富士エバーグリーンライン料金所に向かいますが、ここで女子はスピードウェイの方へと向かい、その周辺をぐるぐる回りながら周回コースを走り、ゴールとなります。

 籠坂峠は斜度がそこまで厳しくないので、走っていてそこまで疲労を感じることがありませんでした。

確か、道のわきに色々な大学の合宿施設がありましたね。

<籠坂峠後の直線の一部>

 峠を登った後は10kmほど延々と下るので、かなり足を休めることができました。

カーブもそれほど急ではなく、かなり速度が出ますので、本番ではいったい何km出るのやら。

 本来のルートならばこの交差点を直進するコースなのですが、事前に調べたところ標高最高地点に向かうのに走るはずのエバーグリーンラインが自転車での通行ができないそうです。

そのため、獲得標高をなるべく同じにするためにここを右折して、下るはずの富士スカイラインを登って下ることにしました。

 何で自転車で普段走れないコースを組み込んだのか………

 富士スカイラインには米軍のキャンプ場があるので、走っていたこの日は遠くから、砲撃音や銃声が恐ろしく響いていました💦

 精神的には暑さと、延々と続く登りのダブルパンチのこのスカイラインを走っている時が一番キツかったです。

 サイコンに入れてあるナビの本来のルートから外れているため、山頂までの距離が分からない中、約15km(走った後で確認)の距離を赤城山ばりの斜度がある坂道を登っていくのは、本当に地獄でした。

<最高標高地点>

最高標高地点から富士スピードウェイまで(37km)

本来のコースは下りであるため、下った感想はめっちゃ速度が出るでした。ペダルを踏まなくても、70km近く出ていたので、本番で選手が踏んだら、90kmくらいは出そうですね。

 スカイラインを下った後はもと来たコースを戻って富士スピードウェイへと向かいます。この後、選手たちはスピードウェイを1周した後に周辺を周回し、もう一度スピードウェイを走るコースとなっています。

 スピードウェイも自転車は普段は走行不可なので、スピードウェイを除いて周回していきました。

 オリンピックのための道路舗装のため、このスピードウェイの周りはかなり工事が着工されていたので、迷路のようになっていました(笑)

また、周回コース内は緩いアップダウンのあるコースとなっていましたので、疲れてきているレース終盤は脚にダメージを残すことでしょう。

 そして、男子コース最大の山場が、この後に来る、約200km地点にある三国峠です。

三国峠からゴールまで(34km)

<景色は良い、景色は……>

 正直なところ、200km近く走ってきている選手に三国峠は殺しに来てるとしか言えないものでした。

 三国峠は距離:6.7km 平均勾配:10.1%となっており、一見距離が短くいけそうに見えますが、ここまで180km近く走っている脚に、ところどころに出てくる20%越えの勾配は、鬼のようにキツかったです。

ですが、峠の道は、道が新しく舗装されていましたので、走っていて道が荒れているなという感じは見受けられませんでした。

 本番の選手たちはここが、勝負所になりそうかなと思いました。

<入り口から12%の坂が続く……>

<最大勾配の区間 ドーナッツはヤバい>

このドーナッツ状の滑り止めがある区間を超えてもしばらく、10%くらいの坂道が続きますので、本当に終わりが見えませんでした。

しかも、途中から雲で何も見えなくなってきて、もう、何も言えない……

<三国峠山頂>

 やっとのことで、山頂にたどり着いた後はもうこっちのものです。

残りの距離は約27km、コースは、三国峠から山中湖まで下り、湖畔南側を経由して、再び籠坂峠を登ります。

そして、再び峠を下り、富士スピードウェイを1周してゴールとなります。

 気合い入れて、ゴールに行くかと下っていると、この日一番のご褒美が待っていました。

 見てくださいこの景色!

 もう、最高でした。ここまで来た甲斐があったなとしみじみ思いました。

<三国峠下り>

<籠坂峠下り>

 三国峠を下り、山中湖、籠坂峠を走った後は、そこまで厳しいと感じませんでしたが、残り約10km地点になかなかの勾配がある短い坂があり、その後も勾配は緩いですが、しばらく上り坂がありました。

 体力が残り少ない、レースのラストには十分すぎるくらいに脚にくる区間です。

 そして、ようやく富士スピードウェイに到着です。

 本番ではここを1周してゴールとなり、東京オリンピックの王者誕生です。

一日で走りきるためのポイント

ポイント1:日の出前のスタート

 今回走ってみてわかったのは、とにかく時間がかかることです。

 早朝5時過ぎに是政橋をスタートしましたが、走れない分コースが短縮されていたとはいえ、休憩を入れてゴール地点までトータルで12時間ほどかかりました。

 序盤は街中なため、信号が多く平均の速度が下がってしまいますし、道志道からは本格的に山岳が始まり、どうしても速度が出ません。

 脚に自信がある方は、かなり飛ばすこともできるかと思いますが、なんせ距離が走れない区間を抜いても、210kmほどありましたので、完走するためには、早い時間帯での出発が必須かと思われます。

ポイント2:休息はこまめに

 ロングライドを行う上で重要になってくるのが、休息でしょう。

 走る人の体力次第ですが、トレーニングでもない限りは、1時間や2時間に5分から10分ほどの休憩を挟むなどして、体力のマネジメントを行った方がいいでしょう。

 私も5回ほど休息を取りました。

ポイント3:お腹がすく前に補給食を取る

 これが最も大事ですかね。

 補給はロングライドや長時間トレーニングの基本中の基本です。

 エネルギーが切れてハンガーノックに陥ってしまうと、エネルギーを摂取してもすぐには走るための栄養には変換してくれません。

 一度ハンガーノックになってしまえば、その後のライドに影響が出ることは間違いなしでしょう。

 ですので、補給食はこまめに取りましょう。

 参考までにですが、今回のオリンピックライドで私がライド中に消費したカロリーと摂取したものを上げておきます。

今回のライドで摂取したものと消費カロリー

ポカリスウェット:4本

いろはす:4本

自作ドリンク:500ml

羊羹(セブンイレブン):4本

ウィダーinゼリーエネルギーレモン(セブンイレブン):4個
  
おにぎり(セブンイレブン):2個

厚焼き玉子(セブンイレブン):1個

消費カロリー:約4000kcal

走ってみて思った、おすすめの無料観戦エリア

エリア1:是政橋


 アクチュアルスタート地点である、是政橋からは一気に速度が上がるので、大集団が一気に加速するシーンが見られると思います。

エリア2:道の駅道志


 道志道は非常に長く観戦ポイントを決めるのが難しいですが、そんな中でも道の駅道志はおすすめの区間です。

 道の駅の前は道が直線になっているため、非常に観戦しやすく、さらに、見終わった後は、そのまま山中湖や富士急ハイランドまで移動して、レジャースポットなどで遊ぶこともできますので、お子様連れの方でも安心できるのではと思います。

エリア3:山中湖湖畔


 234kmの長いレースの中でも間違いなく一番の絶景と言えるが山中湖でしょう。

美しい富士山と山中湖を背景に疾走する姿は、写真映え、観戦の迫力において一級品です。

さらには、観戦後に山中湖で遊んでもいいですし、10kmほど先にある富士急ハイランドで遊ぶのもアリですね。

また、山中湖は234kmのコースの中で2回走ることになっていますので、2度も選手を見ることが可能です。

まとめ

 大学一年生の夏の思い出には十分すぎるくらいに刺激的なものでしたので、非常に楽しかったです。

でも、しばらくはこういった長距離ライドは良いかなというくらい、お腹いっぱいな感じです(笑)

 コースも全体を通して、かなり疲れるものでしたので、レースとなると完走も厳しいのではないでしょうか。

また、山が多いのでクライマーが中盤以降有利になってくることかと思います。

 公式の獲得標高は4800mほどとなっていましたが、サイコンの獲得標高では、4000mと800mほど低くなっていました。

サイコンでだと全体的に公式のよりも標高が低く表示されていたので、それが原因かもしれません。

 何はともあれ、非常に楽しい1日となりました。

 時間とやる気がある方はぜひ挑戦してみてください!

 

 

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