言葉にしないとやってられないので、ちょこっとだけ。
今日の伊吹山ヒルクライムは、正直に言うと今年一番ターゲットにしていたレースでした。
このレースのためにトレーニングスケジュールを組み、落ちたFTPをどう戻すか考え、実行し、全力で挑んだレースでした。
なので、16位という結果を取ったことは自分には最下位と同じような気持ちです。いっそ最下位の方が良かったかもしれません。
今思い出しても悔しさで、叫びたくなりそうです。ここまで積み重ねてきた事が失敗し、間違っていたんじゃないかと、そんな思いのレースでした。
「単純に今日は調子が良くなかった。今日は自分の日じゃなかった」と思ってしまえば簡単ですが、このレースで100%を出すための練習をしてきて、当日も調子は良かったので、今回のことは完全に想定外。なんというか、心が折れました。
今まで支えにしていたものがぽっきりと折れたような、そんな感じです。
僕は早い段階で自分に才能がないことに気づき、そこからは才能と戦うための練習を積み重ねてきました。それでも、自分が10やらなければできないことを、才能がある人は3やっただけでできる瞬間を見ると、「自分には才能が無いんだな」と時々思うことがあります。
正直うらやましいです。
ただ、ロードレースは勝負する世界なので、そんな才能を持った人たちと戦うのは当たり前のことです。なので、才能が無い、そう思った日から、才能と戦う覚悟をいつも心に置いています。
今は目標を失い、最悪な結果で限りなくメンタルがマイナスによっていますが、さて、平凡な自分よ。下を向いている暇はあるか。
しばらくは引きずりそうですが、落ち着いたらまた練習していきたいと思います。
今度は勝つために。
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