【FTP向上のパワートレーニング講座4】 各メニューのやり方と効果について知ろう!

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ロードバイクのFTP(機能的作業閾値パワー)を効率的に向上させるには、科学的根拠に基づいた計画的なトレーニングと、適切な栄養摂取および十分な休息が不可欠です。

「FTPがなかなか伸びない」「どんなトレーニングをすれば効果的なのか分からない」と悩んでいませんか?この記事では、数多くのサイクリストのFTPを平均約15%向上させた実績と、最新のスポーツ科学に基づき、あなたのロードバイクパフォーマンスを飛躍的に高めるための具体的なトレーニング方法と戦略を徹底解説します。

本記事を読むことで、あなたは以下の重要な情報を得られます。

  • FTP向上に直結する効果的なパワートレーニングメニューの種類と実践方法
  • トレーニング効果を最大化するための栄養摂取と休息の具体的な戦略
  • VO2maxインターバルやクリスクロスなど、高強度トレーニングの活用法
  • あなたの現在のレベルと目標に合わせた最適なトレーニング計画の立て方

さあ、科学的根拠に基づいたアプローチで、ロードバイクのパフォーマンスを最大限に引き出し、新たな境地を目指しましょう。

目次

ロードバイクのFTPを向上させる主要トレーニングメニュー

ロードバイクのパフォーマンス向上には、FTP(機能的作業閾値パワー)の強化が不可欠です。FTPを効果的に高めるには、目的と強度に応じた多様なトレーニングを計画的に組み合わせることが重要となります。

ここでは、FTP向上に役立つ主要なパワートレーニングメニューを、それぞれの目的、強度、効果、そして実践のポイントと合わせてご紹介します。

回復走:疲労回復とコンディション維持の基礎

回復走は、高強度トレーニングによる疲労物質の除去と、身体のコンディションを整えることを目的とした、最も強度の低いトレーニングです。

  • 目的:疲労回復、積極的なリカバリー。
  • 強度FTPの55%未満(Zone 1)。非常に楽に感じるペース。
  • 時間:30分〜60分程度。
  • 効果
    • 疲労物質の代謝促進により、翌日以降のトレーニング効果を高めます。
    • 筋肉の柔軟性を保ち、血行を促進して回復を助けます。
  • 実践のポイント
    • 激しいトレーニングの翌日や、トレーニング後のクールダウンとして行います。
    • 心身ともにリラックスできるサイクリング感覚で取り組むのが理想です。

耐久走:長時間走行に耐える体と基礎体力作り

耐久走は、長時間のライディングに耐えうる身体と、有酸素運動能力の向上を目指す基礎的なトレーニングです。

  • 目的:有酸素運動能力の向上、基礎体力・持久力の構築。
  • 強度FTPの55〜75%(Zone 2)。会話が無理なくできる程度のペース。
  • 時間:2時間以上。
  • 効果
    • 心筋の発達、ミトコンドリアの増加、筋肉内の毛細血管の発達を促進します。
    • 長距離イベントやブルべなど、長時間走行に耐えるベースを作ります。
  • 実践のポイント
    • 特に初心者のうちは、このレベルのトレーニングを長時間行うことで、激しい練習に耐えられる身体の土台を築けます。
    • 週に1回以上、まとまった時間を確保して実施するのが理想です。

テンポ走筋持久力を高める中強度トレーニング

テンポ走は、サイクリストにとって非常に重要で、筋持久力を効果的に高めるためのトレーニングです。

  • 目的:筋持久力の向上、乳酸閾値の引き上げ。
  • 強度FTPの75〜88%(Zone 3)。ややきついが、維持できるペース。
  • 時間:60分〜180分。
  • 効果
    • 高強度を長時間維持する能力を養い、長距離・長時間のロードレースで有利になります。
    • ツールドおきなわやニセコクラシックのようなイベントで特に効果を発揮します。
  • 実践のポイント
    • 限られた時間で筋持久力を高めたい場合、週末にこのレベルのトレーニングを取り入れるのが有効です。
    • スプリント力やVO2MAX向上とは直接的な関係が薄いため、目的に応じて他のトレーニングと組み合わせましょう。

スイートスポット(SST)最も効率的なFTP向上トレーニング

スイートスポット(SST)は、FTPを向上させる上で最も効率的かつ効果が高いとされるトレーニング方法です。

  • 目的FTPの直接的な向上、乳酸閾値の引き上げ。
  • 強度FTPの88〜94%。乳酸閾値(LT)よりやや低い、少しきついと感じる強度。
  • 時間:20分〜60分のインターバルを複数回(例:20分×2〜4本、間に短い休憩)。
  • 効果
    • 比較的高い強度を長時間維持することで、身体がその強度に慣れ、FTPが着実に向上します。
    • 高すぎない負荷のため、トレーニングを継続しやすく、回数をこなしやすいのが利点です。
  • 実践のポイント
    • 週に2回以上の頻度で集中的に行うことで、大きな効果が期待できます。
    • 全トレーニングレベルの中で、練習時間を割く価値が最も高いゾーンの一つです。

LT走(閾値走)高強度でFTPを押し上げる

LT走(乳酸閾値走)は、FTPの限界値を直接的に引き上げることを目的とした、非常に強度の高いトレーニングです。

  • 目的FTPの向上、高強度での持久力強化。
  • 強度FTPの95〜105%(Zone 4)。非常にきつく、会話が困難なペース。
  • 時間:8分〜20分のインターバルを複数回(例:10分×3〜5本、間に同程度の休憩)。
  • 効果
    • 乳酸が生成され始める閾値での走行能力を高め、FTPを直接的に向上させます。
    • 高強度を維持する精神力と身体能力を鍛えます。
  • 実践のポイント
    • SSTよりも負荷が高く、回復に時間がかかるため、頻度や量には注意が必要です。
    • FTP付近での心拍数上昇は、オーバーヒートや脱水症状の兆候の場合もあるため、体調管理を徹底しましょう。

VO2MAXトレーニング:最大酸素摂取量を高め、レースでの瞬発力を鍛える

VO2MAXトレーニングは、最大酸素摂取容量(VO2MAX)の向上に特化した、非常に高強度のトレーニングです。

  • 目的:最大酸素摂取容量の向上、アタックやペースアップへの適応力強化。
  • 強度FTPの106〜120%(Zone 5)。全力に近いペース。
  • 時間:3分〜8分のインターバルを複数回(例:5分×3〜6本、間に長い休憩)。
  • 効果
    • 短時間で高い出力を維持する能力を高め、レースでのアタックやペースアップに対応できます。
    • ヒルクライムやクリテリウムなど、瞬発的なパワーが求められる場面で特に効果的です。
  • 実践のポイント
    • 基礎的なFTPが向上した後で取り組むと、より効果を実感しやすいでしょう。
    • 非常に疲労度が大きいため、十分なウォームアップとクールダウン、そして回復時間を確保してください。

無酸素運動容量トレーニング瞬発的なアタックに対応するパワー

無酸素運動容量のトレーニングは、VO2MAXを超える超高強度で、短い時間で最大出力を発揮する能力を高めます。

  • 目的:VO2MAX以上の強度での出力向上、瞬発的なアタックへの対応。
  • 強度FTPの121%以上(Zone 6)。短時間で可能な最大の出力。
  • 時間:30秒〜2分間のインターバルを複数回(例:1分×4〜6本、間に数分の休憩)。
  • 効果
    • レース中の急なアタックや、短い登り坂での加速など、瞬発的なパワーが必要な場面で役立ちます。
    • スプリント能力の土台ともなります。
  • 実践のポイント
    • 非常に強度が強いため、週に1回程度に留め、十分な回復を心がけましょう。
    • 全力で追い込むため、集中力が必要です。

神経筋パワー(スプリント)爆発的なダッシュ力を極める

神経筋パワーのトレーニングは、スプリント能力、つまり瞬間的な爆発力と最大出力を高めることを目的とします。

  • 目的:最大パワーの向上、スプリント能力の強化。
  • 強度:FTPの150%以上、または最大努力(Zone 7)。
  • 時間:数秒〜30秒間の全力スプリントを複数回。
  • 実践のポイント
    • 十分なウォームアップ後、エネルギーが満ち足りた状態で行うことが重要です。
    • 例:
      1. 15秒間の全力ダッシュ(FTP比150%程度)と15秒間の回復走を10分間繰り返し、これを2セット行います。セット間は2分休憩。
      2. その後、20分程度の休憩を挟み、10秒間の全力スプリント(目標FTP比300〜350%)を10本実施。スプリント間は2分以上の回復走。
  • 効果
    • クリテリウムでのコーナー立ち上がりや、ゴールスプリントなど、瞬発的な加速が求められる場面で大きなアドバンテージとなります。

ロードバイクのFTPを飛躍的に向上させるための決定版ロードマップ

ロードバイクにおけるFTP(機能的作業閾値パワー)の向上は、パフォーマンスアップに直結する最重要課題です。
効率的なFTP向上を実現するためには、計画的なトレーニング適切な栄養摂取、そして十分な回復の3つの要素をバランス良く組み合わせることが不可欠です。
特に、SST(Sweet Spot Training)VO2maxインターバルを周期的に取り入れるアプローチが、多くのトップサイクリストや科学的研究によってその効果が実証されています。

FTP向上を成功に導く3つの基本原則

  • 計画性と周期化:

    闇雲なトレーニングではなく、長期的な視点で目標を設定し、トレーニングの強度と量を周期的に変化させることが重要です。
    例えば、4〜6週間のベース構築期、強化期、そして回復期を設けることで、過度な疲労を避け、着実に身体能力を高めることができます。

  • 特異性と狙った強度:

    トレーニング効果を最大化するには、狙ったパワーゾーンで正確に負荷をかけることが不可欠です。
    例えば、FTP向上を目指すなら、FTPに近い強度でのトレーニング(SSTなど)が中心となります。
    漫然と走るのではなく、パワーメーターを活用し、常に目標とする強度を意識してペダルを回しましょう。
    これにより、トレーニングセッションごとの効果が劇的に向上します。

  • 漸進的過負荷:

    身体は与えられた刺激に適応するため、常に少しずつ負荷を上げていく必要があります。
    トレーニング時間、強度、頻度を段階的に増やし、身体が新たな刺激に対応できるよう促すことで、停滞期を乗り越え、持続的なFTP向上を可能にします。

最も効果的なFTP向上トレーニングメニューと実践ガイド

以下の主要なトレーニングメニューを組み合わせることで、FTP向上を効率的に進めることができます。

  • SST(Sweet Spot Training):

    FTPの88%〜93%の強度で20分〜60分間継続して走行するトレーニングです。
    FTPを高めるための最も効率的な方法の一つとされ、有酸素能力と疲労耐性の向上に効果的です。
    週に2〜3回、他の高強度トレーニングと組み合わせて実施することが推奨されます。

  • VO2maxインターバル:

    FTPの110%〜120%の強度で3分〜8分間走行し、同程度のレストを挟んで複数回繰り返すトレーニングです。
    最大酸素摂取量(VO2max)を高め、FTPの天井を引き上げる効果があります。
    特にシーズン初期や強化期に週1回程度取り入れると、大きな効果が期待できます。
    短時間高強度インターバルとして、30秒全力、30秒レストを繰り返す「30/30」や、20秒全力、10秒レストを繰り返す「タバタ式」も有効です。

  • ベースライド(エンデュランスライド):

    FTPの56%〜75%の強度で、2時間以上の比較的長い時間走行するトレーニングです。
    有酸素能力の土台を築き、脂肪燃焼効率を高めます。
    高強度トレーニングの合間や回復期に組み込むことで、トレーニング全体の質を向上させます。

トレーニング効果を最大化する回復と栄養戦略

どんなに優れたトレーニングメニューも、適切な回復と栄養が伴わなければ効果は半減します。

  • 十分な睡眠:

    毎日7〜9時間の質の高い睡眠を確保しましょう。
    睡眠中に成長ホルモンが分泌され、筋肉の修復や疲労回復が促進されます。
    睡眠不足はパフォーマンス低下だけでなく、怪我のリスクも高めます。

  • 適切な栄養摂取:

    トレーニング前後の炭水化物とタンパク質の摂取は非常に重要です。
    トレーニング後30分以内の「ゴールデンタイム」に、体重1kgあたり0.8g〜1.2gの炭水化物と、0.2g〜0.4gのタンパク質を摂取することで、グリコーゲン回復と筋肉修復を効率的に行えます。
    日々の食事でも、バランスの取れた高タンパク質・中炭水化物・低脂質を心がけましょう。

  • 積極的休養とケア:

    完全休養日だけでなく、軽いウォーキングやストレッチ、フォームローラーを使ったマッサージなどの積極的休養も取り入れましょう。
    これにより血行が促進され、疲労物質の排出が早まり、回復が加速します。
    股関節や背部など、ロードバイクで酷使する部位のケアは特に重要です。

FTP向上を加速させる具体的なロードマップ(例)

以下のロードマップは一例ですが、あなたのトレーニング計画の参考にしてください。
4〜8週間ごとにFTPテストを実施し、進捗を確認しながら計画を調整することが重要です。

  • フェーズ1: ベース構築期(4〜6週間)

    • 目的: 有酸素能力の土台作り、SSTへの適応
    • トレーニング: 週3〜4回のベースライド(L2/L3)、週1〜2回のSST(短時間から開始)
    • 意識すること: 長時間一定のパワーで走る能力を高める
  • フェーズ2: 強化期(4〜6週間)

    • 目的: FTPの直接的な向上、高強度耐性の強化
    • トレーニング: 週2〜3回のSST(時間を延長)、週1回のVO2maxインターバル(または短時間高強度インターバル)
    • 意識すること: 限界に近い強度での維持時間を伸ばす
  • フェーズ3: ピーキング・維持期(2〜4週間)

    • 目的: レースやイベントに向けた調整、疲労回復、FTPの維持
    • トレーニング: 高強度トレーニングの量を減らし、休息を増やす。短時間で質の高い刺激を維持。
    • 意識すること: フレッシュな状態で最高のパフォーマンスを発揮する

継続こそ力なり!モチベーション維持のヒント

FTP向上は一朝一夕には達成できません。
長期的な視点で継続することが何よりも重要です。
具体的な目標を設定し、トレーニングログを記録して自身の成長を可視化すること、時には仲間と一緒にライドを楽しむことなどが、モチベーション維持に繋がります。
また、体調が優れない時は無理をせず、積極的に休息を取る勇気も必要です。

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