そもそも、ズイフトとは?
バイクでのインドアトレーニングと言えばローラー台を用いたトレーニングが定番でしょう。
固定タイプのローラーや3本ローラー、ダイレクトドライブなどにバイクをセットすれば天候に関係なく快適なトレーニングができます。
その反面、外でのライドとは違い景色が変わらないため、「飽きる」「辛い」「時間の経過が遅い」「面白くない」などの意見を持つ方も多いのではないでしょうか。
好きな音楽を聴いたり、映画を観たりして時間の対策をする方もいるでしょう。
そんなサイクリストたちの意見をもとに「トレーニングを飽きなくする」というコンセプトで開発されたものがズイフトです。
バイクやトレーナーに備わっている各種センサーを用いて、インターネットに接続されている端末にデータを飛ばし、バーチャル世界でのライドが可能となっています。
現実世界でペダルを回すとそれに応じて、画面の中の自分自身のアバターも同じくペダルをコースを走行。
そして、ズイフト最大の特徴と言えば、オンラインを活用した、室内でありながら世界中のライダーとズイフトを通して、リアルタイムで走れることでしょう。
最近では、UCIワールドツアーチームなどのプロ選手もトレーニングの一環で使用する機会も増えてきました。
プロ選手のアバターには専用のマークが描かれており、一目でわかるため、憧れの選手とオンラインを通して一緒にトレーニングをすることもあるかもしれません。
また、ズイフトは実走に近い環境でトレーニングができ、多彩な練習メニューが備わっているため、ロードバイク経験ゼロの初心者でも、外に出ずとも落車などの危険性が無く安心して、トレーニングすることができます。
ズイフトをするのに必要なものとは?
- ズイフトに接続できるインターネット環境
- インターネットに接続できるPCまたはスマートフォン
- ロードバイク
- スマートトレーナー(自動負荷装置付き)もしくはパワーメーターとローラー
- 心拍計(あったらいい)
- スピードセンサー(自動負荷装置付きのスマートトレーナーやパワーメーターを所持していない場合は必須)
- 扇風機(必須)
ズイフトに必要な最低PCスペック
対応OS:Windows7 x64 bit以降、OSX 10.9以降、AppleTV 第4世代以降、iOS(詳細はzwiftウェブサイトを参照)
CPU:Intel Core 2 Duo
メモリー:4GB
グラフィックス:1GB 拡張GPU、あるいはCPU内蔵Intel HD 4000/AMD R5
ハード・ドライブ:4GB以上の空き
機材準備後のズイフトを始める2ステップ
ステップ1:アカウントを登録しよう
機材を揃えたら、まずはアカウントを登録しましょう。
ズイフトの公式ウェブサイト内のアカウント登録ページへアクセスし、名前、メールアドレス、パスワードを設定します。
簡単に登録できるので、すぐに終わると思います。
アカウントが作成されるとログインページから自身のページへとアクセスできるようになります。
登録後は自身の身長や体重といった情報を登録していきます。
このデータは自身のズイフト内のアバターに反映されますので、正しい値を入力しないと誤ったデータがズイフト上で表示されてしまうので注意が必要です。
ステップ2:ズイフトをダウンロードしよう
ズイフトはダウンロードしたアプリでプレイするため、使用機器へダウンロードする必要があります。
ズイフトダウンロードページから、iPhoneやiPadといったiOS用、Mac用、ウィンドウズ用のバージョンが無料で配布されているため、ダウンロードします。
ダウンロード後はアプリを機器へとインストールし、登録したアカウント情報を入力すれば準備完了です。
あとは自由にズイフトの世界を走り回るだけです。
(ズイフトは基本有料で、月額1500円(税込)がかかりますので、注意を)
支払い方法は、クレジットカードや、ペイパル、アップルタッチIDなどがあります。
登録後は25km、または1週間無料でプレイできますので、ズイフトの世界観に触れたいなど、試しに体験するのもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ボタンを押すだけで、世界中の人と一緒に走ることができる。
ロードバイクは不思議なもので、一人で走るよりも、誰かと競い合ったりして走った方がパワーが出しやすくなるものではと思います。
屋内トレーニングでは多くの方は一人でローラーを漕ぐなどして、時間を過ごすと思いますが、ズイフトを使えばそんな問題も解決してくれるでしょう。
まさにズイフトは屋内トレーニングの革新的アイテムです。
日々のローラーを用いてのトレーニングに飽きや不満がある方は、ぜひ一度、試してみるのはどうでしょうか?
僕自身も9月からズイフトを使用しているのですが、ズイフトを使わずに行っていたトレーニングとズイフトを使ったトレーイングでは、トレーニングの質に大きな差を感じられました。
やはりズイフトではバーチャルとはいえ、誰かとレースで競争したりできるので、集中力アップなどの効果があり、FTPの向上もズイフト使用後の方が大きく結果として出てきました。
実際にズイフトを使ったトレーニングは別の記事で紹介します。
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