こんにちは! ショウマです!
2023年シーズンは久しぶりにツアー・ダウンアンダーで開幕し、例年通りの熱気に溢れていました。
さて、プロチームといえば、シーズンごとにジャージが変わるため、ファンの中には毎年のチームジャージを楽しみにしている人もいるではないでしょうか。
去年は幾何学模様のグラデーションがトレンドで、使用したチームが多かったですが今年はどうか!?
この記事では、UCIワールドツアーチームのジャージデザインを勝手にランキング化して、点数評価したいと思います。60点以上が合格点です。
(僕の個人的な趣味100%になるため、あまり怒らないでください)
それでは、いってみましょう!
Team Jersey ランキング
シンプルイズベストで賞
Movister Team 95点
今年のベストジャージはモビスター! 絶対的エースのバルベルデ師匠が引退し、グランツールはマスが勝負に!
ジャージは渋いブルーにモビスターの白ロゴが大きく配置されシンプルながらも見ていて目を惹くデザインです。ロゴ配置が抜群に良く、袖口にはさり気なく水色のグラデーションを施し、横からの見た目もGOOD!
まさに「シンプルイズベスト」!
実はサウジツアーが始まるまではモビスターはもう少し下の方にランキングする予定でしたが、中継映像を見ていてとても目を惹かれ、逆転優勝です。
まだ、モビスターのチームHPでの販売はしていないですが、どストライクな見た目なので一着欲しいところです。
見事で賞
Soudal Quick Step Pro Cycling Team 90点
相変わらず安定のかっこよさを持つクイックステップ!
クールな仕上がりのジャージは、色のバランスも良く、さり気なく青のグラデーションを取り入れ、真ん中のSOUDAL社の赤色のスポンサーロゴが青色を引き立てる良いアクセントとなっています。
去年の夏頃にSOUDAL社がスポンサーに加わることが決定し、早い段階でNEWジャージをお披露目していましたが、文句なしにかっこいいです。
推しのアラフィリップが所属しているチームですので、思い入れが強いチームです。
今年はどれだけ勝利を量産できるか!
Team Bahrain Victorious 90点
全日本チャンピオンの新城選手が所属するバーレーン。
赤と水色。
一歩間違えば大惨事になりかねない組み合わせですが、流石はバーレーン。
昨年よりも赤の面積が減り、黒とオレンジ色が増えましたが、幾何学模様がかっこよさを際立て、プロトン内でも目立つことでしょう。
安定したかっこよさに脱帽!
デザイナー様には頭が上がらないです。
Intermarche-Circus-Wanty 90点
おーっと! まさかのアンテルマルシェがこの位置に!
昨年はあまりのダサさにボロクソに言ってしまったアンテルマルシェですが、どうしたことか。
今年は非常にかっこいい!
白をベースとしたジャージには、蛍光イエローとネイビがインクを垂らしたように絶妙に施され、なかなか見ないタイプのデザインです。
色のバランスも良くビブとの相性もGOOD。
まさか、ここまでかっこよくなるとは、、、
しかも今年は一時的とはいえ、チームランキングもトップに。
本当に何があったのでしょうか。
BORA-hansgrohe 90点
昨年のディフェンディングチャンピオンことボーラ・ハンスグローエ。
今年は昨年よりも赤の割合が増え、より目立つ感じのデザインになりましたが、惜しい!
オシャレなことは間違い無いのですが、若干、緑色と赤色が喧嘩してしまいまとまりがない感じに。
もう少し赤を抑えても良かったかもしれません。
それでも流石はLecol。
おしゃれなことは間違いなしです!
クールで賞
Alpecin-Deceuninck Cycling team 85点
ワールドツアー入りを果たしたアルペシン・ドゥクーニンク。
昨年からドゥクーニンク社がタイトルスポンサーに付きジャージの色がネイビーからブルーへ。
胸のアルペシン社の赤色のロゴがジャージのブルーを際立て、良いバランスです。
個人的にはネイビー時代のアルペシンジャージの方が好きですが、ブルーも青空に映えて良いですね。
Astana Qazaqstan team 85点
昨年とほぼ同じデザインのアスタナ。
今年は袖口にあった白色のスポンサーロゴや肩のスポンサーロゴが無くなり、少しのっぺりした感じになりましたが、相変わらずの幾何学模様のグラデーションは青空に良く映え、非常にオシャレです。
ただ、肩部分や横部分に入っているカザフスタンの文字が少しうるさいくらいに配置されているので、入れないほうがよりオシャレになったのではとも思えます。
ちょっと話がずれますが、チームカラーのバイクが非常にかっこよく、めちゃオシャレです。
EF Pro Cycling 85点
ラファにジャージメーカーを変えてからは毎年、斬新かつオシャレなウェアでファンを魅了してくれるEF。
今年は淡い2色のピンクを採用し、オシャレよりも少しレーシーな感じに仕上げてきました。
今まではビブの色がネイビーやダークグリーンなどラファらしいカラーリングでしたが、今年は無難にブラック。
ですが、このブラックのビブがいい感じにジャージのピンク色を引き立て、ジャージとビブにメリハリを与えてくれています。
ソックスもピンクで全体的な色バランスも良いいですね。
かぶっちゃったで賞
INEOS Grenadiers 80点
今年もやっちゃいましたか、イネオス。
昨年は発表当初、日本のアマチュアチームと似ていると話題になりましたが、今年はまさかのバーレーンと似ていると話題に。
確かに右肩のオレンジと赤のグラデーションがバーレーンを彷彿させるデザインですね。
まさかのバーレーンの公式ツイッターもジャージについてw
バーレーンの方が先にジャージデザインを発表したせいで似ていると言われてしまい、少々可愛そうですが、ジャージ自体はかっこいいです。
今まではワインレッドやダークブルーをメインカラーで採用し、練習着にオレンジ色を採用していましたが、今年はオレンジ色をメインカラーに持ってきました。
オレンジ色は車からの視認性が高く、練習中の事故防止のためにオレンジ色を採用していたイネオスですが、今年からはレース中も視認性が上がり、プロトン内でも目立ちそうです。
無難で賞
Team Cofidis 75点
ツアー・ダウンアンダーで念願のワールドツアー勝利を収めた、ブライアン・コカールが所属するコフィディス。
昨年は長年続いたなんとも言えないダサいデザインを一新し、幾何学模様のグラデーションを使用した赤の映えるデザインでした。
今年も昨年と似たようなテイストのジャージですが、昨年よりも赤色の面積が増え、オシャレからレーシーな感じに。
写真映えのするデザインで今年も合格点です。
Trek-Segafredo 75点
昨年は手抜き感がすごかったトレック。
今年は例年通りに赤の割合が増え、かっこ良くなりました。
個人的イチオシポイントとしては背中のデザインがフロントと違いワインレッドにブラックで模様が入っている点です。
むしろ背中のデザインの方がかっこいいのでは?
可もなく不可もなく、色んな人が着やすいデザインですね。
変化してほしいで賞
AG2R CITROEN TEAM 60点
いったいいつまでこのデザインなんだ、、、
2021年からこのデザインを採用し始めたAG2Rですが、そろそろ新しいデザインを見てみたいです。
2021年のデザイン発表当初は「おっ、AG2Rがデザイン変えたぞ! かっこいいぞ!」となったのですが、ちょっと見飽きてきました。
ダサいかダサくないかで言えばダサくなく、むしろかっこいい方なのですが、周りのチームが凝ったデザインを使用する中で、ずっとこれだと流石に、、、
せめて色を変えてみるとかやってほしかったです。
UAE Team Emirates 60点
ツール奪還を狙うポガチャル要するUAE。
昨年は赤黒のグラデーションが個人的にはいまいちでしたが、今年はグラデーションをバッサリなくし白黒でシンプルな感じに。
むしろシンプルな配色すぎて、面白みに欠けるデザインに。
AG2Rと同じくロゴの配置やベースデザインが2021年からほとんど変化していないので、そろそろガラッと変わったデザインに個人的にはしてもらいたいところです。
もう少し頑張ってほしいで賞
さて、ここからは残念ながら落第点のジャージです。
Team DSM 50点
いったいいつまで謎の2本線を入れるんだDSM。
その2本線はダサいんだ! 気づいてくれ!
昨年から自分のメインバイクがスコットになり、フレームメーカーが同じということで個人的に応援しているチームですが、このデザインはどうしたものか、、、
タイトルスポンサーのDSMのロゴが比較的優秀なデザインをしているので、謎の2本線を消して黒一色にすれば、かなりかっこいいのではと思います。
このままじゃ、レプリカモデルがあっても着れないぞ。
Team Jumbo-Visma Cycling 50点
ツール・ド・フランス覇者のヴィンゲゴーやシクロクロスで無双中のワウトがいるイケイケなチーム ユンボ・ヴィスマ。
昨年から大きくデザイン変化はないものの、写真では分かりづらいですが、黒く囲われた胸のロゴマークの縁にレインボーの線を入れたことでジャージデザインが一気に意味不明な感じに。
パット見は昨年とほぼ同じようですが、細かいところで残念さが出てしまいました。
レインボーの縁は好みが分かれそうですね。
ドラ○もんで賞
Team Jayco AlUla 35点
タイトルスポンサーが変わりチーム名がバイクエクスチェンジからジェイコへ。
昨年はあまりにもジャージデザインがダサく、ボロクソに言ってしまいましたが、今年はまあ、昨年よりは良いでしょう。
昨年同様にブルーを基調としたジャージは白の割合が増え、レーシーな感じに。ロゴ配置も比較的良く、悪くはないのですが、何かに似ている。
「あっ、ドラ○もんだ!」
バイクエクスチェンジのロゴが消え、ジャージから赤色がなくなったことで、白と青だけに。
白と青の割合が完全にドラ○もんで、なんとも言えない感じに。
鮮やかなブルーではなく、ネイビーに近い色を使用したほうが、締りが出て個人的には良かったんじゃないかと思う一着です。
どうしようもないで賞
Team Arkea Samsic 30点
さあ、今年のやっちゃったジャージが決まります。
まずはアルペシン同様、ワールドツアー昇格を果たしたアルケア・サムシック。
今年からビアンキを採用し、話題性があるチームですが、ジャージデザインはどうしたものか。
所見では、「おっ? かっこいい?」と思ったのですが、よくよく見ると袖口のところにチェレステカラーが、、、
なんでそこに入れたんだよー! 思わず叫びたくなる位置にいらない色が。
ビブと合わせると赤と黒でバランスの取れたデザインに仕上るはずだったのに、袖口にチェレステを配置したせいで赤色と盛大に喧嘩をしてしまいました。
いくらビアンキに乗るとはいえ、無理にそこまでしなくてもよかったのでは。
Equipe Cycliste Groupama-FDJ 20点
どうしたんだよ! グルパマ!
フランスの伝統色であるトリコロールカラーを長年使用したグルパマですが、今年はどうしたものか。
チームのエース、ティボ・ピノーが今シーズン限りで引退するということでイメージチェンジ狙いか白色がメインカラーであったジャージをガラッと変え、ネイビーがベースカラーに。
よくよく見ると、ブルーとネイビーが模様として配置されていますが、この感じ何処かで見たことがある。
あっ、昨年のボーラだ!
鮮やかな緑にワンポイントの赤と、見事な美しさを放っていたボーラですが、グルパマのこれは違うだろ、、、
ワンポイントでジッパー部分にフランスを意識される赤と白のラインが入っていますが、これは無いほうが良いのでは?
下手に凝ったデザインにするのではなく、いっそ上半身はブルー一色でデザインした方が無難でカッコよかったかもしれません。
ロゴが優秀なだけに残念です。
来年はかっこいいのを頼む!
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