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ヨーロッパで走りたい若者に不当な契約を結ばせようとする者がいる
キンタナはヨーロッパを目指す若者にU23までは契約は待った方が良いという。
ナイロ・キンタナやリゴベルト・ウランなど、多くのコロンビア人ライダーのワールドツアーでの活躍により、この10年ほどでコロンビアのサイクリング文化は大きく変わった。
その結果、多くの若いコロンビア人がプロとして地位を得るためにヨーロッパで走ることを目指している。
また、エガン・ベルナルのツールドフランス最年少優勝もあって、若いコロンビア人ライダーには早くヨーロッパで走りたいという傾向がある。
だが、コロンビアではプロになりヨーロッパで走りたいという若者の望みに入り込み不当な契約で利益をえようとしている者がいる。
これに対しキンタナは、
彼らは、僕やベルナル、ウランをヨーロッパに連れて行ったと、若者を騙し不当な契約をしようとしている。若者からすれば美味しい話だがそんなことはない。彼らはによって15歳か16歳ほどで連れて行かれた若者は地下室に閉じ込められるなど、劣悪な環境で日々を過ごすことになる。結果、多くの若者が心理的ダメージを負うため、サイクリングを放棄する。そのまま若者はコロンビアに戻り、不満を感じるのだ。
また、イタリアでは言語を知らない15歳の少年がマリファナを売って盗んでいたと聞いた。
これが夢や未来を求めている多くの若者が直面している現実です。国にとってもスポーツにとっても悪い事態となっている
また、イタリアでは言語を知らない15歳の少年がマリファナを売って盗んでいたと聞いた。
これが夢や未来を求めている多くの若者が直面している現実です。国にとってもスポーツにとっても悪い事態となっている
また、キンタナは長期契約に署名する10代の若者にワールドツアーのチームで走るための契約についても言及した。
本当に15歳や16歳、17歳の子供に5年などの長期契約が必要と思いますか?彼らが成人するまでまち、そこから契約する方が理にかなっている。ジュニアからツールドフランスで走れると思う子供もいると思うがそんなことはない。エガンベルナルのような若いうちからツールドフランスで活躍することはイレギュラーだ。
キンタナはアドバイスとして、
学校などもあるため、若者はU23の少なくとも2年目までは留まるべきだ。そうすればより良い方向に進むだろう。彼らはまだ若いためそこから、一歩進み出すことができる。
また、キンタナは出身地のボヤカ若者のサイクリングの発展に携わっており、様々なアドバイスをしている。
プロを目指す多くの若者が、間違った道に進めないようにして欲しい。
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