今年のテーマは挑戦。
最大目標は、全日本選手権ロードレース出場。
今年はまさにその目標から始まった挑戦の1年でした。
年明けから3月までは、とにかく全日本を見据えて積み上げの日々。VO2MAXをメインにホームコースでのトレーニング。
調子も右肩上がりで迎えた4月、関東チャレンジロードレースに出場。
全日本出場権の条件は10位以内。結果はスプリント勝負での11位。
最後の最後、ほんの一つの小さなミスで全日本の切符を逃しました。
結果を目にした瞬間は今でも鮮明に覚えてます。あと一つ、惜しかったと思えばそれで終わりですが、帰りの車で悔しくても悔やみ切れないなんとも言えない感情が渦巻いていました。
ちくしょー!!
5月のハルヒル、6月の富士ヒルは準備不足もあり、納得のいかない結果。


特に富士ヒルは狙っていたレースの一つでもあったので、目標に届かなかったのはかなりこたえました。
そんな中迎えた7月。新しく挑戦したマウンテンバイクレースで、左肘骨折。
やってしまった。頭の中はこの一言で真っ白。
9月にはツールドふくしまが控えていたのに、ここまで積み上げてきたものが一瞬でおじゃんに。
全治は約2ヶ月。どう考えてもふくしまは戦えるコンディションには持っていけず、悶々と日々を過ごしました。


そして、9 月のツールドふくしま。
何とか出場できるくらいには回復しましたが骨折明けの身体では、完走するのがやっと。
思う様に身体が動かずゴール後は悔しさと完走した安堵感で涙が出ました。
続く赤城山ヒルクライムも、ただ前に進むだけで完走のみ。


それでも、これで終わりたくありませんでした。
10月、もてぎエンデューロ(4時間ソロ) に出場。
去年、人生で初優勝した思い入れのあるレースです。
時間はなく、体力は戻り切らない、それでも走る。
急ピッチで仕上げた身体での出場でした。
不安だらけの中でのレース。
それでも最後まで踏み続けて、最後の最後で掴んだ年代別優勝。
これは本当に嬉しかったです。正直スプリントでかなり後方でのゴールに見えたのでダメだと思いましたが、滑り込みでの優勝。
自分を諦めなくて本当に良かったです。
2時間の激しい尿意に勝った自分を褒めたいです。
よくやった!


11月にはさらに新しい挑戦としてトレイルランへ。
第10回 日光国立公園マウンテンランニング大会(ミドル35km) に出場し、
89位/731人、5時間44分21秒 で完走。
自分の脚で日光の山々を走り切った達成感は何とも得難い経験でした。
今年のハイライトレースの一つですね。


私生活でも結婚や仕事の変化が重なり、夏以降は本当に忙しい毎日。
正直、骨折がなくても思うように自転車に乗れなかったと思います。
後厄だからこんな年もある。
そんな事を言えるくらい、上手くいかない事が多かった一年でした。
マジで年始に厄除け行けばよかったです
それでも、悔しさも、しんどさも、達成感も、楽しさも、色んな事を感じられた一年。
年初に掲げた挑戦というテーマは、間違いなくこの一年、自分を支えてくれました。
来年は 日本でのグランフォンド世界選手権開催。縁なのか、開催地は人生のハイライトレース、2022年のニセコクラシックと同じ舞台の北海道ニセコ町。
どうしても出たい。絶対に走りたいレースです。
可能ならあの時のメンバーでもう一度。
そのために、12月には 3年前の自分を超えるために新しい相棒を迎えました。
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2026年は、真紅の新しい相棒と共に燃えるように全力で駆け抜けます!









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